目覚めが良いスッキリとした朝を迎えることは、人生の価値を高めると言っても過言ではありません。
「朝を制する者は、人生を制する」と、私(所長)は信じて、日々、行動しています。
しかし、「朝が苦手で、どうしても二度寝してしまう!」、「そもそも私は、夜型だ!」という人は多いのではないでしょうか。
そこで、本稿では、早起きするための「朝の3つの準備と1つの動機付け」を紹介します。
自然と早起きができる「朝の3つの準備」
朝の3つの準備は非常にシンプルなので、なぜ朝時間が重要なのかを認識し、早起きをしている人にとっては、当たり前のことです。
ただし、その行動にも落とし穴があるので、注意点して下さい。
朝の3つの準備は、「光を浴びる>ストレッチ&筋トレ>歯磨き後にコップ一杯の炭酸水を飲む」です。
この3つの準備は、15分くらいで実施すると良いです。
あまり時間をかけ過ぎると、結局、二度寝することやダラダラと過ごすことの恐れがあるからです。
弱めの光を浴びる
朝起きて光を浴びることは、覚醒モードのスイッチとなるホルモン(セロトニン)の分泌を促進します。セロトニンが分泌されることで、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が抑えられ、スッキリとした気分で起きることができます。つまり、セロトニンの分泌が十分でないと、起きたくても起きれないのです。ただし、 朝一でいきなり強烈な光を浴びると、身体が急に覚醒モードになり、自律神経の乱れにもつながるので、徐々に弱い光から浴びることが重要です。
・窓際にベッドがある場合、遮光カーテンを開ける(カーテンレースは閉めておく)
・窓際にベッドがない場合、照明器具の調光昨日を使い、部屋を少し明るくする
・就寝時に寝室を暗い状態に保てる場合、寝室のカーテンを開けた状態で寝る
軽めのストレッチと筋トレをする
朝起きれない理由には、ホルモンバランスの変化以外に、体温が低いことが挙げられます。しかし、ベッド内で、軽めのストレッチと筋トレをすると、体温が上昇し、より自然に起きることができます。
・グーっと伸びをして、ヒップアップを3回行う
ストレッチは軽く伸びをするだけでも、全身の筋肉が伸び、筋肉が刺激されます。そして、上向きに寝て、両足を肩幅程度に広げ、両手をベッド上に置きます。お尻をゆっくり上げた状態で10秒ほどキープし、ゆっくり下ろしていきます。このヒップアップを3回行うだけでも、身体の大きな筋肉が刺激されるので、体温が上昇し、起きやすくなります。
ヒップアップだけでは物足りないという人は、腕立て伏せと腹筋をそれぞれ10回ずつ、1セット、ゆっくりと行って下さい。
・腕立て伏せ 10回
・腹筋 10回
ただし、高負荷の筋トレを行うと疲れるだけなので、ほどほどにして下さい。「軽め」というのがポイントです。逆に、上記のメニューでも辛いという人は、自分が続けられるくらいの負荷と回数にして下さい。
歯磨きをして、コップ一杯の炭酸水を飲む
ベッドから脱出できたら、次は、歯磨きとコップ一杯の炭酸水を飲むことです。朝一の口腔内には、無数の細菌が存在しています。この状態で、炭酸水を飲むということは、それらの細菌も一緒に体内に取り込むということになります。そのため、歯磨きをしてからコップ一杯の炭酸水(常温)を飲むと、腸にも刺激が伝わり、体内時計がリセットされます。またレモン果汁にも、同じような効果があるので、レモン果汁入りのお水や炭酸水を飲むのも良いでしょう。
自然と早起きができる「朝の1つの動機付け」
心がワクワクするような自分の大好きな行動を設定する
例えば、恋人との初デートや遊園地に行く日を考えてみて下さい。
どんなに眠くても、早起きできた経験はありませんか?
つまり、気持ちの持ちようということです。
朝の3つの準備を終えたら、45分くらいは、あなたが大好きなことをして下さい。
この動機づけにより、自然と早起きができます。
読書や散歩など、あなたが好きなことであれば何でもOKです。
ただし、朝の時間を有効活用するためにも、この45分の時間は延長しないで下さい。
なぜなら、起床後2-3時間は、脳のゴールデンタイムとも呼ばれ、集中力が最も高い時間帯であるため、この時間はインプットなど自己投資や重要な課題にも時間を使いたいからです。