良き習慣を継続する3つのポイント

今回は、日々の小さなアクションが、一年後のあなたのパフォーマンスを激変させ、趣味や家族と過ごす時間など、より有意義な時間を自然と生み出す行動計画を共有します。
 
毎日、あなたが1%変われば、一年後の変化率は約37.8倍です。
=今のあなたの能力を1%変える良き習慣の継続は、一年後のあなたを約37.8倍成長させる
(1+0.01)^365=37.78

 

 
 
今の世の中には、数多くの良き習慣が紹介されています。
 
それらを実践することで、あなたのパフォーマンスや有意義な時間が増えることでしょう。
 
しかし、問題は、それらの良き習慣を継続的に実践できるか否かだと思います。
 
毎日忙しく、疲れていて、良き習慣を実践するための時間がつくれない。
 
子供がいるから、そんな時間はつくれない。
 
あなたも、継続することの大切さを知っていても、上記のいずれかの理由で、三日坊主になっていませんか?
 
そこで今回は、良き習慣を継続するための3つのポイントをご紹介します。
 
 

良き習慣を継続する3つのポイント

1. 就寝時間を決め、就寝前の3分間を活用する

2. 早朝時間を活用する

3. ストレスを強く感じない課題と時間を設定する

 
 
 

1. 就寝時間を決め、就寝前の3分間を活用する

▷就寝時間を決める
良き習慣を継続するポイントとして、重要なのは、やはり「睡眠」です。
 
睡眠の質を高めるポイントは、数多く紹介されていると思いますが、今回は私(所長)が個人的にもっとも重要だと思う要素をご紹介します。
 
それは「確固たる意思を持ち、就寝時間を決める」ことです。
 
以前、このブログでも期限を決めることの重要性について述べています。
 
<就寝時間を決めるメリット>
この「確固たる意思を持ち、就寝時間を決める(期限を利用する)」ことは、就寝前のルーティンを決めるのにも役立ち、後述する(2.「朝の時間を活用する」)翌日の良質なパフォーマンスにつながるからです。
逆に、いくら睡眠の質を向上させる行動を取り入れても、「就寝時間があまりにも遅い」または「就寝時間が日常的に変化する」場合は、睡眠の質が良好とは言えないでしょう。
そこで、「確固たる意思を持ち、就寝時間を決める」ことで、他のスケジュールを考慮しやすい状態へと導き、自然とあなたが必要に感じるものに時間を使うようになるはずです。
これにより、心身ともに健康な状態を維持できます。
▷就寝前の3分間を活用する
就寝時間が決まったら、就寝前に3分間だけ自分に質問してみて下さい。
 
<自問自答するメリット>
自分自身への質問を通して、自分の価値観が把握でき、自然とさまざまな物事がうまく進むようになります。
 
意識的にすべき質問例
・自分が本当にやりたいことは何か?
・将来、どんな自分になりたいのか?
・今、自分は何に困っているのか?
・現状のシステムはベストか?
・優先度の低い仕事や課題で、やめられるものはないか?
・自分じゃなくてもできる仕事などは、他の人にお願いできないか?
 
ポイントは、あまり考えすぎず、即答することです。
即答できないなら、また次の日に自分へ質問する。
誰もが一度は考えたことがあるような質問でも、これらの質問に即答できる人は少ないと思います。
だからこそ、意識的に自分に質問し、自分自身の価値観を把握する必要があります。
これにより、たいていの悩みや問題は減るはずです。
たかが3分、されど3分!やらねば、変わらぬ!
 

 2. 早朝時間を活用する

 
朝の時間の重要性を知っている方は、既に早朝時間を活用していることでしょう。
しかし、その行動は本当に継続されていますか?有意義なものですか?
 
もちろん、前述した「確固たる意思を持ち、就寝時間を決める」ことも重要ですが、朝の時間を活用する際、今の生活スタイルとの差異を考える必要があります。
 
もしあなたが、夜型の生活スタイルであれば、急に朝型に変更することはオススメできません。
まずは、自問自答し、朝型の生活スタイルにするメリットとデメリットを考え、早朝時間を活用するメリットを感じれば、「徐々に」朝型に変更すると良いと思います。
夜型から朝型への急な変更は、朝時間を活用するどころか、過剰なストレスや睡眠不足などを誘発します。
 
<早朝時間を活用するメリット>
早朝時間は、他の影響を受けにくいため、集中またはリラックスして物事に取り組めます。また私たち人間の脳は、起床してから4時間以内に最も高い集中力を発揮できるようになっています。朝時間は、夜時間の4-6倍とも言われています。つまり、夜2-3時間行う作業(勉強、仕事)は、朝30分で処理できるということです。
そもそも、脳が働きたくない時間に無理やり、働かせようとするのは非効率的かつ非健康的です。
 
仕事ができる人(役職の高い人、世界的に活躍する人)は、朝時間の重要性を知っているだけでなく、例外なく誰よりも早く起き、仕事に取り組んでいます。
このような事実からも、より効率良く、または健康的に働くためにも、朝時間を活用しない選択肢はないでしょう。
 

3. ストレスを強く感じない課題と時間を設定する

 
良き習慣を継続する3つ目のポイントは、「ストレスを強く感じない課題と時間の設定」です。
 
適度なストレスは、我々が成長する上で必須である一方、過剰なストレスはモチベーションの低下だけでなく、健康状態まで悪化させます。
 
多くの人が陥りがちな取り組みの失敗例は、この過剰なストレスを自ら生み出しているということです。
 
人は何か新しいことを始める際、高い意識を持ち、ギラギラとしていると思います。
しかし、このギラギラ状態は、毎日続くわけではありません。
 
そのことを認識し、20-50%くらいの気持ちで取り組むと、気持ちも楽になり、継続できるはずです。
 
設定した課題や時間で物足りない場合は、徐々に改善する、または変更の範囲を決めておくと良いでしょう。
 
<ストレスを強く感じない課題と時間を設定するメリット>
ストレスを強く感じないことで、その取り組みを楽しむことができ、得られる成果や効果の質も向上する。これにより、継続的に取り組むモチベーションが維持できる。

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